太陽光発電の売電額から12年で設置費用の元が取れる見通しだが、心配な点も

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徳島県のソーラーパネル

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58歳の妻と2人で、徳島県に住んでいます。2007年に、両親が所有している敷地の一角にセキスイハイムの自宅を新築しました。仕事の関係で長い間マンションに住んでいましたが、退職後のことを考えて家を建てたのです。

太陽光発電パネルを設置して3年後、買取価格が1kW48円になり売電額が増える

老後はオール電化システムを導入した方がベターだと思っていたのが導入のきっかけですが、ちょうどセキスイハイムの家は太陽光発電パネルがセット販売されていました。当時は太陽光発電設備も安くはありませんでしたが、一部補助金制度も使えるとセキスイハイムの担当者からアドバイスを受けたのでその制度も利用いたしました。

太陽光発電パネルは入居時には既に設置されていましたので、2007年6月ごろから稼働しています。総発電量は3,984kW、シャープ製です。ソーラーパネルの大きさとか設置枚数はよくわかりませんが、すべての設備を含めて180万円位かかりました。

新築と同時に導入したので、ソーラーパネル設置前の電気代と比較することはできません。日中、発電した電気で使わなかった余剰電気を、四国電力に買い取ってもらっています。2010年には買取価格が変更されたので、1kWあたり48円で買い取ってもらえるようになりました。

買取価格変更に伴い、売電額がグッと増えました。1kWあたり48円の買取価格は、10年間固定です。

電気代が安い深夜電力を活用し、太陽光発電パネルの発電量は売電に回す

一か月の電気代は、平均すると1万円位です。四国電力の季節別時間帯別電灯(電化Deナイト)の契約をしています。従量制の一般的な電気の契約と比べると昼間の電気代が少し高くなっていますが、深夜電力は格段に安くなっている契約です。

お風呂や冬場の床暖房はすべて深夜電力で賄うシステムになっているので、こちらがトータルの電気代としてはお得になるのです。オール電化住宅に向いた契約です。昼間は意識して、できるだけ電気代は節約しています。

電気代が安い春・秋の一か月の電気代は、平均6,500円で売電額は1万8,000円です。電気代が高い夏・冬の一か月の電気代は、平均1万4,800円、売電額は1万1,000円程度です。年間の売電額は、2013年が16万3,000円、2014年が13万6,000円でした。一方、電気代支払額は2013年が13万7,000円、2014年が13万円でした。

太陽光発電パネルの投資額は、順調に売電されると12年で元が取れる計算

シャープの太陽光モニター

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年間収支は2年ともプラスで、2013年が2万6,000円、2014年が6,000円、売電額が電気代を上回っていました。前述したように、太陽光発電設備の投資額は180万円程度で、売電額は年間で約15万円です。180万円÷15万円=12ということになり、これは投資額が約12年で回収することができるということを意味します。

13年目からは、太陽光設備に関する費用が掛からない限り、すべてプラス収支になる計算です。太陽光パネルの耐久性は30年くらいあるといわれていますので、十分投資としては意味があると言えるでしょう。しかもセキスイハイムの高断熱効果も相まって、夏冬の冷暖房費も抑えられます。

以前、マンション生活で電気代以外にガス代や冬の灯油暖房も使っていたころに比べたら、大幅に総エネルギー経費は抑えられていると思います。ただし、これは今までの経緯に過ぎず、個人的にはこれから先はうちも含めて太陽光発電については悲観的な見解を持っております。

太陽光発電の買取価格が引き下げられると、売電額が減少して元が取れなくなる

根拠の一つは、太陽光発電の買取価格は1kW48円をピークに毎年引き下げられていることです。2015年には、新規に太陽光発電パネルを取り付ける家庭の買取価格は1kWあたり37円まで引き下げられました。買取価格が引き下げられれば、売電額も少なくなってしまいます。

再生可能エネルギーのうち、日本の場合は太陽光発電が9割を占めており、各電力会社がこのまま固定価格買取制度を維持できるほどの体力があるとは思えません。それに、太陽光発電はパネルだけで行われるのではありません。

太陽光パネルで発電された電気は直流なので、それを交流に変換する設備が必要です。これをパワーコンディショナーと呼びます。太陽光パネルの耐用年数が25年から30年といわれているのに対して、パワーコンディショナーはわずか10年から15年です。業者に質問したら、10年程度で交換した方がいいと言われました。

太陽光発電設備の故障や買取価格引き下げで、電気代と売電額の収支は赤字かも

ちなみにパワーコンディショナーの平均価格は20万円から30万円くらいします。すると10年ごとに新たにその設備投資が必要になるのです。決してメンテナンスフリーではありません。幸い、うちではまだ太陽光発電設備のトラブルもなく順調に稼働してくれています。

でも、9年目に入りますのでそろそろパワーコンディショナーのことを心配しなくてはいけなくなってきました。さらに、1kW48円の買取価格保証もあと3年しかありません。それ以降の買取価格はまだわかりませんが、安くなってしまいそうです。

そうなると、電気代と売電額の収支も黒字から赤字になります。より電気代の節約が必要になってきます。電気代そのものがいろいろな要因によって変化するので、なかなか太陽光発電だけに限定して明確な結論を出すことは難しいと思います。しかしブームに乗って今簡単に飛び乗ってしまうことはあまりいい選択とは言えないと思います。

あくまでそれぞれの人のライフスタイルで光熱費全体を考えるべきで、太陽光発電だけが正解ではないと思います。

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